DiaryYumiko Sakuma

イケてるフェミニスト

DiaryYumiko Sakuma
イケてるフェミニスト

ジェーン・フォンダのドキュメンタリー「Jane Fonda In Five Acts」を見た。

自分の人生に夢中でフェミニズム教育をスルーしてしまった自分は、ジェーン・フォンダのことをほとんど知らなかった。そして知らなかった自分を恥じた。めっちゃイケてる、ジェーン・フォンダ。

フォンダは最初からフェミニストだったわけではない。男たちに教えを請い、彼らの作った枠組みの中で期待された役割を演じる中で、自分の声に目覚めていった。たくさんの人と結婚したけれど、今は自分が信じる道のために一人でいる。そしてたくさんの過ちも犯す。でもその姿が美しかった。

恐れがないからだ、と途中でわかった。いつも全力投球なのだ。私に足りないものだ!今年のテーマのひとつは「恐れないこと」だ。自分がこういう仕事について、自分の意見や気持ちを表現することになったことに、いつも言いようのない恐怖感がある。どれだけ仕事が楽しくても、充足感があっても、恐怖感は消えることがなかった。けれど恐怖感には生産性はない。そろそろ克服しないと、どれだけダメ人間なんだという気にもなってくる。そんなとき、本当にドンピシャなタイミングでこの映画を見た。

というわけで、イケてるフェミニズムの本を書きたいということと、誰かこの映画を日本で見られるようにしてくださいとここに書いておこう。英語が読める人には、下のプロフィール記事がおすすめ。

備忘録:ジェーン・フォンダは注意を払っている(The New Yorker)