2020

バーニー・サンダース支持勢力の一部が、前回の選挙で全国区の知名度を得たうえにファンを増やしたベト・オルークに対するネガキャンをすでに始めたとの見出しがタイムラインに流れてきた。おえ。

アメリカの選挙にはネガキャンはつきものである。かつ、ベトがパブリック・イメージよりも保守である=全米の民主党支持基盤にとってはプログレッシブ度が足りない、という批判には一理ある。

最近、またざっくり聞かれることが増えた質問のひとつに「トランプは再選されるか」がある。トランプ大統領弾劾の可能性が高まる今日この頃、ここ数日の言動(特にシリア撤退)に共和党議員たちからも反発が高まっているのを見ると、トランプ自爆の可能性も否定できないが、それでも民主党が誰を立てるかは重要問題である。

ちなみに今、次期大統領選が起きたら、という世論調査で、トランプの敵に一番ふさわしいとされたのはジョー、バイデン元副大統領、そのあとにバーニー・サンダース、ベト・オルークが続く。党の主流ではないバーニーとベトがぶつかりあうのは当然のことでもある。

が、なんだろう、このげんなりした気持ち。人としては、バーニーとベトが打倒トランプのために共闘するところが見たいのだ、どうやらそんなシナリオは用意されていないらしい。

備忘録:民主党支持者が2020年に求めるもの。新しい人材、バイデン、ヒラリー以外(USA Today)