DiaryYumiko Sakuma

女性の有権者たち

DiaryYumiko Sakuma
女性の有権者たち

選挙の前日、あまりに落ち着かないので、何か別のことをしようと、The Deuce(ニューヨークのポルノ業界の黎明期が舞台)を見たり、Tina Turnerのビデオ(先日、じゃいこちゃんの家で見て、ちょっとしたマイブームになった)を見たりした。それで思うのは、女性というものは、かつて男の所有物だったんだなということである。そういえば、ファッション業界の友人が、「昔の衣類にポケットが着いていなかったのは、所有物だった女性たちは物を持つことを許されてなかったからなんだよ」と教えてくれたことを思い出した。

所有物とはいえ、人間で、意思も感情もある。だから人間として認めてくれよ、というのが女性解放運動の基盤になったのだ。とはいえ、女性は夫の所有物であるという考え方は、つい最近まであったわけだし、今も事実上、いろんなところで存在しているのだろう。そして問題は、夫の所有物である、という状況に問題を感じない女性もいる、というところだ。私だって、育った環境と折り合いがつかずに、こういう人生を消去法で選んだような部分があるし、刷り込み教育がうまくいってたらそうなっていたかもしれない。ご飯が食べられて、平和に行きていけるのであれば、それでいい、という女性がいることも理解できる。それでもやっぱり、自分のことは自分で決められる経済力があったほうが、いざというときのために良いのではないかと思うのだ。(参考図書:専業主婦は二億円損をする

そういえば、今日、これまでずっと共和党に投票してきたけれど、今回ばかりはトランプが率いる共和党に投票できないと決めたテキサスに暮らす女性の声をポッドキャストDailyで聞いた。福音派で、「コミュニティが共和党に投票していたから」(つまり中絶問題)という理由で、ずっと共和党に投票してきた。けれど、国境周辺で不法移民の家族が引き離されるのを見て、民主党候補ベト・オルークに投票すると決めたという。ちなみにベト・オルークは、左派の将来の一翼を担う可能性を秘めるロックスター的存在である。テキサスにおいては、超大穴だったはずが、アップダウンを繰り返しながら、差を縮めた。今回の選挙の鍵をは、白人女性たちが握っていると見る向きは多い。さてどうなることやら。

備忘録:ベト・オルーク、福音派の白人女性という意外な人口からの支持が吉と出る可能性(The New York TImes)