いつ:6月28日〜7月10日

どこ:Trainch 自由が丘 1F 空きテナント内(東京都世田谷区奥沢5-42-3)

Sakumag Shop:

書籍+グッズ(Sakumag/黒鳥社/Snow Shoveling/佐久間裕美子)

フリーマーケット(佐久間裕美子+Sakumagメンバーによるフリーマーケット)

シェア図書館(メンバーからの持ち寄り図書館、2週間いつきていただいても大丈夫です)

営業時間:6/28~7/10 Weekday 12:00-19:00 Weekend 14:00~19:00 

7/8~10 山本はなさんによる「Weのサンゴ礁」と題したサンゴと海藻の展示+ワークショップ

*eri(DEPT)作成のパッチを、最初の6日間、1日5枚ずつお配りします。希望の方はお申し付けください。

*オンラインで公開のイベントについては、松本の栞日さんがサテライト会場として参加してくださることになりました。松本在住の方は、オンラインチケットをご購入いただければ、栞日さんでもご参加いただけます。また、その他の地域のショップの方で、そのような参加の仕方をご希望の方は、sakumagshop@gmail.comまでお申し付けください。

★ 複数のイベントに参加したい方のために、通しチケットを複数パターンを用意しています。ご注文はこちらから。

今回のイベントの趣旨

Sakumagコレクティブのオープンハウス第2弾を6月28日から7月10日まで、自由が丘のトレインチの空き店舗をお借りして開催します。

豪徳寺のnienteさんからのお誘いをいただき、選挙前このタイミングに場を持つことに意味を感じて開催を決めました。時間もお金もあまりない中、進め方を相談する中で生まれてきたのが「#完璧じゃなくていい」という言葉です。

パンデミックの開始以来、これまで社会の中でないことにされてきたり、水面下に潜んでいた様々な不平等や格差、イシューが、恐るべき速度で表面化し、可視化されています。これまで教えられてきたこと、当たり前だったことがどんどん更新され、刷新される世の中に、自分の考えは間違っているのではないか、間違えたことを言ってしまうのではないかと恐れている人もいるかもしれません。

けれど、人生を送ることも、こんなに急速に変化する世の中を体験することも、私たちにとって初めてのことです。私たちは常に学習中だし、常に進化していくのだと思います。

昨年10月に初めて開催したOpen Houseでは、モヤモヤのシェア、ダーニングの会、チェアヨガ、週末シェア図書館などをプログラムに組み込みましたが、今回は縁あって選挙前の2週間という貴重な時間に会場を借りることができたことを受け、Sakumag内外の人に参加してもらえる多彩なプログラムを用意しています。

イベント・プログラム

Week 1 :

👉【捨てないで編もう。編みものの会】(リアル会場)

廃棄される予定だったところを回収したTシャツヤーンを使って、初めての方でもできる!編みもの会をします。

いつ:6月28日(火) ①14:00~15:30 / ② 18:00~19:30(日本時間)

ホスト:ミナミ

所要時間:1時間〜 

参加費: 2200円(道具貸出・材料費込み) こちらは人数制限を設けませんので、事前予約は必要ありません。現場で精算させてください。

Tシャツになるような伸縮性のある生地を細く紐状にした「Tシャツヤーン」、廃棄される寸前の商品をSakumagで回収しました。Tシャツヤーンを使い、初めての方でもできる!編みもの会をします。

注意事項:30分〜1時間ほどでバスケットを編んでいただき、お持ち帰りいただけます。道具はお貸し出ししますので、編んだものを持ち帰るマイバッグだけ持参ください。受付時間内に会場にお越しください。いらした方から順番に初めていただきます。混雑時は少々お待ちいただく場合があります。

👉【大好きな本の話をしよう】(リアル会場限定)

いつ:6月30日(木) 19時〜(日本時間)

ホスト:佐久間裕美子・mari

今回のイベントの裏テーマは 「We love books!」。参加者のみなさんに、好きな本、おすすめ本を持ち寄っていただき、シェアしあう会を考えました。編集者の方、書店の方も大歓迎。楽しく本の話をしましょう。参加者の心理的な安全性を確保するために事前予約制にしました。

●持ち物:好きな本、おすすめ本。

詳細、事前予約はこちらから。

👉【企業内アクティビスト集まれ!】 (リアル会場限定)

いつ:7月1日(金) 19時〜(日本時間)

ホスト:Sakumagに参加する企業内アクティビストのメンバー

企業の中から何かを変えようとしたり、会社の活動を通じて社会に良いことをしようとしている人、Sakumagの購読者の中にもたくさんいるようです。新しいことをやろうとしたり、古い有害な慣習をなくそうとしたりすると、面倒な人間、うるさい人間と思われてしまうこともあり、孤独感に苛まれるという話を耳にします。そんな人たちがつながれるイベントを考えました。カジュアルな交流会として気軽に参加いただければ。心理的安全性を確保するために事前予約制にしました。

事前申し込みはこちらから。

👉佐久間裕美子/若林恵 相談ブース (リアル会場)

いつ:7月2日(土) 14時〜18時(日本時間)

Podcast「こんにちは未来」のパーソナリティが相談ブースを設けるというソーシャル・エクスペリメント。(あくまでもソーシャル・エクスペリメントなので、深刻なご相談ごとはご遠慮ください。また、個人の悩み事を想定しております。企業の相談案件がある方は別途ご相談ください)

●注意事項:ひと枠30分。ご予約の際に500円でチケットをご購入いただき、当日終了後に相談タイムの満足度に応じた”投げ銭”をいただくシステムです。予約制のため遅刻に対応できません。お早めにお越しいただきご準備ください。

事前予約はこちらから。

👉【今の時代に本で向き合う】 「Weの市民革命」編集者に聞く(リアル会場+オンライン)

いつ:7月2日(土) 19時〜

時代を捉えるノンフィクション本を多数世の中に送り出してきた編集者の綾女欣伸さん。『ヒップな生活革命』から『Weの市民革命』までの8年を振り返りつつ、本を作ることで時代に向き合う編集のあり方について模索します。

★綾女欣伸(あやめ・よしのぶ)編集者。今春よりフリー。版元(朝日出版社)在籍時に『Weの市民革命』、『ヒップな生活革命』、『テロリストの息子』(訳書)ほか、武田砂鉄『紋切型社会』、Chim↑Pom『芸術実行犯』などを担当。共著(内沼晋太郎さんとの)に『本の未来を探す旅 台北』『本の未来を探す旅 ソウル』。

事前予約はこちらから。

👉【捨てないで縫おう。ダーニングの会】(リアル会場)

いつ:7月3日(日) ①14:00〜/ ② 16:00~(日本時間)

ホスト:アヤ

ダーニングとはイギリス発祥の衣服の補修方法です。あいてしまった穴や、できてしまったシミをダーニングで繕って、1シーズンでも長くお気に入りの一着を楽しもう!という企画です。

●持ち物:穴の空いた服など、お直ししたいもの、ない場合はリメイク感覚でダーニングを施してもよいもの。

詳細、事前予約はこちらから。

👉【人生は勉強だ】映画監督 石井かほりさんトーク(リアル会場+オンライン)

いつ:7月3日(日) 19時〜

激務の傍らシナリオと映画制作の専門学校に通い、映画監督として活動しながら、体調不良をきっかけに鍼灸あん摩マッサージ指圧師の資格を取得して治療家としてサロンを開設したという石井かほりさん。様々なレイヤーで表現や発信をされるバイタリティはどこから来るのでしょうか? 勉強とは? 仕事とは? 自分とは? ざっくばらんにお話を伺います。

★石井かほり(イシイカオリ)映画監督 治療家。2001年聖心女子大学文学部哲学科卒業。文部科学省の後、文化庁にて勤務。役所務めの傍ら、シナリオと映像制作の専門学校に通い、2006年映画監督デビュー。以来4作品のドキュメンタリー映画とテレビやネットドラマなどの監督を手掛ける。また、映画に連動したイベントの企画運営や執筆、講演活動など多岐にわたる活動を展開。そんな折、体調不良を鍼灸で治してもらったことをきっかけに一念発起し、2021年厚生労働大臣認可である鍼師、灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。名人と呼ばれる治療家たちの下、様々な技術を習得。「患者を選ばない治療家」となる。2022年に「はり灸マッサージサロン STEPるんるん」を開設。

事前予約はこちらから。

Week 2:

👉 【哲学対話に挑戦してみる】(リアル会場限定)

いつ:7月5日 19時〜

ゲスト:永井玲衣さん

以前、Sakumag Studyにも来ていただいた永井玲衣さん。今回は永井さんと一緒に哲学対話を実施します。

Sakumag Studyで教えていただいたのは、私たちの考えの前提になっている大本の考えを掘り起こし、観察したり、考え直したりすることの大切さでした。今回のイベントはその実践編。会場の収容人数に限りがあるので、お早めにお申し込みください。

★永井玲衣(ながい・れい) 哲学研究と並行して、学校・企業・寺社・美術館・自治体などで哲学対話を幅広く行っている。D2021運営。著書に『水中の哲学者たち』(晶文社)。詩と漫才と念入りな散歩が好き。

事前申し込みはこちらから。

👉 【資本主義のその先を想像する】斎藤幸平さんトーク (リアル会場+オンライン)

いつ:7月6日(水)19:00~(日本時間)

世界中で、旧来の資本主義が地球環境に大きな負担をかけ、そのシステム自体がほころびを見せているにもかかわらず、私たちが生きる社会は、これまでどおりの理屈で動き続けています。一方で、世界の様々な場所で、少しずつ小さなシステムチェンジのつぼみを発見することもわずかですが起きるようになってきました。脱成長、脱資本主義と聞いても、具体的にそれが何を意味するのか、私たちの想像力には限界があるなか、斎藤さんは、どんな社会を思い描いているのでしょうか? ざっくばらんに対談します。

★斎藤幸平(さいとう・こうへい) 1987年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科准教授。ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。博士(哲学)。専門は経済思想、社会思想。Karl Marx’s Ecosocialism:Capital, Nature, and the Unfinished Critique of Political Economy(邦訳『大洪水の前に』・堀之内出版)によって権威ある「ドイッチャー記念賞」を日本人初、歴代最年少で受賞。同書は世界六カ国で翻訳刊行されている。日本国内では、晩期マルクスをめぐる先駆的な研究によって「学術振興会賞」受賞。45万部を超えるベストセラー『人新世の「資本論」』(集英社新書)で「新書大賞2021」を受賞。

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👉 『僕の狂ったフェミ彼女』刊行記念トーク (リアル会場+オンライン)

韓国で共感と波紋を呼び、日本でも話題になっている『僕の狂ったフェミ彼女』。社会に一石を投じる本を世の中に出し、多くの人に手に取ってもらうには、どうしたら良いのでしょうか? また本を媒介に、フェミニズムについてのコミュニケーションや勉強を続けていくには? 編集者の黒田美穂さんをゲストにお迎えします。

★黒田千穂(くろだちほ)書籍編集者。イースト・プレス在籍。1990年生まれ。韓国書籍の翻訳や恐竜・古生物やプロレスなどの書籍を担当している。主な担当書籍に『BTSとARMY わたしたちは連帯する』『僕の狂ったフェミ彼女』『女の答えはリングにある 女子プロレスラー10人に話を聞きに行って考えて「強さ」のこと』『新・恐竜骨格図集』などがある。

事前申し込みはこちらから。

👉 【『B Corpハンドブック よいビジネスの計測・実践・改善』刊行記念イベント】(リアル会場+オンライン)

いつ:7月8日(金)19時〜(日本時間)

公益のために存在する新しい企業のあり方を提案するBコープの認証システム。日本ではまだまだ知られていないこの概念を広めようと、このハンドブックの翻訳に乗り出した黒鳥社とVALUE BOOKS。「ゼミ」を開講し、約30人の仲間たちとともにこの本を作った黒鳥社の若林恵さん、VALUE BOOKSの鳥居希さん、ゼミに参加した@ cosmeの篠田慶子さんに、佐久間裕美子が話を聞きます。

★登壇者紹介

若林恵(わかばやしけい):平凡社『月刊太陽』編集部を経て 2000年にフリー編集者として独立。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社設立。著書『さよなら未来』(岩波書店・2018年4月刊行)、責任編集『次世代ガバメント 小さくて大きい政府のつくり方』、『週刊だえん問答』など。「こんにちは未来」「blkswn jukebox」「音読ブラックスワン」などのポッドキャストの企画制作でも知られる。www.blkswn.tokyo

篠田慶子(しのだ・けいこ):早稲田大学卒業後、ファッション誌・フリーペーパーでスタイリスト、編集者を経たのち、Webメディア編集長の複数経験。 現在は株式会社アイスタイルにて@ cosme編集長を務める。個人アカウントのPinterestのフォロワー数は26万人を超える。

鳥居希 (she/her とりいのぞみ):株式会社バリューブックス / 取締役 いい会社探求。慶應義塾大学文学部 仏文学専攻卒業。モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社に15年間勤務。2015年、古本の買取・販売を行う株式会社バリューブックス(長野県上田市)入社。現在は同社にて、グローバルエコノミーを全ての人、コミュニティ、地球のためのものへと変えていくB Corporation:tm:の認証取得に向けて取り組む。自社の認証取得プロセスと並行して『B Corpハンドブック よいビジネスの計測・実践・改善』を黒鳥社との共同プロジェクトによるコミュニティで翻訳。2022年6月、バリューブックス・パブリッシング第一弾の書籍として出版。

事前申し込みはこちらから。

この他、会員限定イベントとして、男性も女性も裁縫をしながら男性特権について考える会、夜のよりあい、選挙ウォッチイベントなども計画しています。Sakumagのニュースレターの購読については、こちらから受け付けています。