働き方改革

働き方改革

うっかり通勤ラッシュに電車に乗ってしまい、久しぶりに押し潰された。小学校1年生から12年以上電車で通学したから、ラッシュの時間帯に 通勤しない人生設計をしてきたつもりだけれど、うっかり忘れてしまったのだ。日々、こういう電車に乗って通勤している人たちには頭が下がる。夕方、POSTALCOの京橋のショップに行く途中でソファで寝ている 人たちの姿を見た。よっぽど疲れているんだろう。

どこへ行っても「働き方改革」が話題になる。残業が厳しくなった、副業が可能になる、派遣が切られて正社員が増える、など相手の立場のバリエーションによっていろんな角度から説明を受ける。良いことなのか悪いことなのかは、立場による。でも疑問に思う、政府が指導する制度にしないと改革できないのかな、と。

働き改革というタームを頻繁に聞くわりには、電話ですむはずの打ち合わせがなくならないし、3人で足りるはずの会議が10人規模になって、名刺交換に時間を食われたりする。こういうのやめたらみんなもっと早く帰れるのでは?と思ってしまうのは素人考えだろうか。私も改革しようと、1日の打ち合わせを2件に限定することにしたら、仕事がはかどるようになったよ。

夜、Atlantis を発刊したばかりの加藤直徳くんの「決起集会」と題されたトークに参加した。加藤くんが言ったことで心に残ったこと。「みんな違っていいとか、平等とか、なんでそんな当たり前なことを言わなきゃいけないんだろう」。ほんとにそうだ。なんでまだそんな当然のことを主張しなければいけないんだ。後退してるから、かな。

備忘録: 会議という拷問(Economist)