人手不足と移民政策

人手不足と移民政策

友人の山の家に滞在させてもらって3日目。のんびりのんびり。こういう時間の過ごし方をしないと、すぐに精神が枯渇する。やばいなと思っていた矢先なので、心からありがたかった。エリ、ありがとう。

BBQにやってきた人の一人が、営業を代行する会社をやっていて、話題は昨今の人材不足問題に。最後のベビーブーマー世代の一人として、今、どこに行っても「人材不足」と言われることに隔世の感がある。外国人の労働に頼らねければならないけれど、いろんな障壁がある、という彼の話に重みを感じる。これだけ街で外国人が働いているのを見るのに、ネットにはゼノフォビア(外国人嫌い)が溢れている。人口が減って、外国人の労働力に頼らなければいけない危機的状況があるにもかかわらず、政府はそれをきちんと国民に説明することなく、水面下で存在しないはずの移民政策を既成事実にしている。2年後にオリンピックを控えているのにもかかわらず、LGBT人口を「生産性のない人たち」と発言するような国際感覚のない人が政治家をやっている。違うことのようで、実はつながっている。なんだか気持ちが悪いことこのうえなし。

備忘録:日本がいつのまにか「世界第4位の移民大国」になっていた件(現代ビジネス)