爆弾騒ぎとアメリカにいる理由

昨日の日記に、極右のメディアが内線の恐怖を煽っていて怖いという気持ちを表明したそばから、バラク・オバマ、ヒラリー・クリントンやCNNに爆弾が送りつけられたという報を見て、ますます嫌な気持ちになり、週末、ニューヨークに帰ることに対して腰が引けてきた。そもそもなんで帰るんだっけか。あ、仕事だった。

目先の仕事はおいておいてたとしても、もっと踏み込んで「そもそもなんでニューヨークにいるんだっけ?」と真剣に自問自答してみる。そんな言葉を賢い女友達につぶやいてみたら「それが狙いでしょ?」という返事が返ってきた。そうなのだった! 今の状況のアメリカに戻っていくのはストレスである。が、ここでひよったらあちらの思うつぼである。私のようなリベラルのアジア人はトランプ派からはむしろいてほしくない存在なのだから。

こうしている間に、中米から少しずつ人数を増やして北上する移民集団がアメリカに近づいていてトランプは「We don’t want them 」を連呼しているし、都会では爆弾騒ぎが起きている。こういうことが11月6日の選挙にどう影響を及ぼすのだろうか。とりあえず楽観できないことは確かである。

備忘録:トランプは噓をつく。そして最近はさらに噓が増えている(CNN)